混構造のガレージハウス

一戸建ての住宅

竣工年 2024年
構造・規模 1階 鉄筋コンクリート造、2-3階 木造 地上3階 172㎡
施工 株式会社住まい工房集
写真 三⽊ ⼣渚

【コンセプト】
落ち着きがありながらも利便性の高い大阪北摂エリア。傾斜のある土地や道路が多いが、比較的大きな低層住宅が並ぶ為かその高低差は気づきにくい。
前面道路から奥に行くに従い傾斜状に高くなっていく敷地。その高低差は1.5mある。
その特性を生かし、1階の鉄筋コンクリート造部分のガレージを土に埋めるような形で設けた。
コンクリートスラブは正面方面に15cm、左右に35cmずつはね出し、2階以上の木造部分をぐっと持ち上げているような形状にした。
木造部分の外壁は大判タイルを施し、打ち放しと調和させた。

内装も外観に合わせてシャープで落ち着いたデザインとした。
モルタル調フローリング、光沢のある左官仕上で高級感のある天井、それらに合わせたグレー調の壁や造り付け家具。それらの色は壁よりワントーン濃いグレーとし、空間に濃淡をつけた。

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コンクリート打ち放しのエントランスはシャープに。黒の玄関ドアのマットな塗装。
ガラス欄間を入れ、軒から玄関の天井へ続く一体感を持たせた。

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下階の天井高の差異により生まれた30cmの高低差。リビングとダイニングキッチンを柔らかに分けている。

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カップボードは既製品のガラス戸を利用し、家具工事と組み合わせることで一つの家具のように見せた。結果、無理のない形状でありながら、低価格で実現することができた。
ダイニングテーブルは栃の木の一枚板を使用。空間に有機的なアクセントを加えた。

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3階の寝室は、木をメインのテクスチャとし、あたたかみのある空間とした。
床を上げてベッドスペースとするデザインとすることで、子供がまだ小さいうちは家族全員で眠り、大きくなれば夫婦二人で使うような生活の変化にも対応できる。

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